DESTRUCTION:オゴウル・モウトライブ

猛烈な雪崩の如き腹鳴りが響く中、オゴウル・モウトライブが戦いへと猛進する!オゴウルは食べることと戦うことに取り憑かれた怪物である。波紋のごとく終わりなく広がる〈征腹路〉に沿って彼らは〈定命の諸領域〉を暴れまわり目につくものを片っ端から貪り喰らう。敵は黒色火薬の大砲で粉砕され、凍れる荒れ地に住まう獣の角に貫かれ、雄叫びを上げる筋肉の波に踏みしだかれる。だから、オゴウルが食事を始める前に死ねるという事は幸せなことなのかもしれない。生きのいい肉を求め、大食なる略奪者が出陣する!

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